その原因が血糖値の異常。
そもそも「血糖値」とは、血液の中を流れる糖分の量を示すものです。
一般的な健康診断の検査項目にも入っていますね。
血糖値が一定値より高い状態が続くと「糖尿病」と診断されます。
空腹の状態での血糖値が正常でも、食後に血糖値の急激な変化が起こる現象、これが血糖値スパイク(食後高血糖)なのだそうです。
血糖値が急激に変動すると、「活性酸素」という毒性を持った物質がつくられやすくなります。
その結果、血管の壁が傷つきやすくなり、修復しようと集まった免疫細胞によって血管が塞がれてしまいます。【余談ですが、水素水は活性酸素を抑制するそうですね】
これが心臓の血管で起きれば心筋梗塞に、脳の血管で起きれば脳梗塞になり、突然死につながってしまいます。
通常は食事により吸収された糖分は、すい臓から出てくる「インスリン」のホルモンの働きにより、筋肉等の細胞に取り込まれて、血液中に残った糖分(血糖値)の量が正常になるメカニズムになっています。
でも、生まれ持った体質や生活習慣の乱れが原因で、インスリンの効き目が悪くなるのだそうです。
糖尿病の人は常に糖分には気をつけているわけですが、そうでない人は、糖分をあまり気にせず(ダイエットしている人は別ですが)、美食にはまってしまいがちですね。
私は甘いものが大好きですが、これを知ってからは糖分をちょいと控えるようにしています。
ラベル:血糖値スパイク 血糖値スパイクは怖い
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